1. はじめに
今回ご紹介するのは、ドイツ生まれの高級SUV「フォルクスワーゲン トゥアレグ(型式:GH-7LBMVS)」が、ウガンダへ輸出された事例です。
ウガンダといえば、近年インフラの整備や都市部の発展が進んでいるアフリカ東部の内陸国であり、自動車市場も急速に成長しています。その中で、なぜ日本から輸出された欧州ブランドのSUVが人気を集めているのか? 本記事ではその理由を掘り下げ、あわせて輸出までのプロセスや現地バイヤーの声をご紹介します。
2. 輸出車両の詳細情報
フォルクスワーゲン トゥアレグ(GH-7LBMVS)は、ドイツの自動車メーカー・フォルクスワーゲンが開発した本格派SUVです。今回輸出された2006年式モデルは、日本市場で販売されていた左ハンドル仕様でありながら、右ハンドル圏のウガンダでも人気のある車両です。
項目 | 内容 |
---|---|
車名 | フォルクスワーゲン トゥアレグ |
型式 | GH-7LBMVS |
エンジン型式 | BMV型 3.2L V型6気筒DOHC |
駆動方式 | フルタイム4WD(4MOTION) |
最高出力 | 約220ps(162kW)/ 6,200rpm |
最大トルク | 約31.1kgm(305Nm)/ 3,200rpm |
トランスミッション | 6速AT(ティプトロニック付き) |
サスペンション形式 | 前:ダブルウィッシュボーン/後:ダブルウィッシュボーン |
ブレーキ形式 | 前後ベンチレーテッドディスク |
全長×全幅×全高 | 4,755mm × 1,925mm × 1,730mm |
最低地上高 | 約215mm |
燃料タンク容量 | 約100L |
その他装備 | 本革シート、HIDヘッドライト、クルーズコントロール、前後パークセンサー など |
3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)
◆ プレミアムSUV需要の高まり
ウガンダでは、近年中間層の拡大とともに「高級車志向」の傾向が強まっています。中でもフォルクスワーゲン トゥアレグは、ラグジュアリーな内装と高いオフロード性能を両立しており、舗装道路・未舗装道路の混在するウガンダにおいて「万能型SUV」として認知されています。
◆ 燃費性能と走破性
2006年式のトゥアレグに搭載された3.2L V6エンジンは、燃費性能はそこまで高くはないものの、100Lという大容量タンクと燃費平均7~9km/Lという数値により、長距離移動にも向いています。首都カンパラと地方都市を結ぶ幹線道路が整備される中、燃料補給の少ない地方でも重宝されています。
◆ 耐久性とメンテナンス性
日本で使用されたトゥアレグは定期メンテナンスが徹底されているため、コンディションが良好で長持ちしやすい点が魅力です。加えて、ウガンダでは欧州車向けの整備ノウハウを持つガレージも増えており、部品調達のルートも整ってきています。
4. 現地のお客様の声(バイヤーのフィードバック)
今回の輸出にあたり、ウガンダの首都カンパラに拠点を構える中古車バイヤー様より以下のコメントをいただきました。
「フォルクスワーゲンのトゥアレグは前から気になっていましたが、日本の中古車は本当に状態が良く、届いた車両も期待以上でした。外装もエンジンもすぐに使える状態でした。」
「エブリィのスタッフが出港手続きや書類の案内まで丁寧にサポートしてくれたので、初めての欧州車輸入も安心してできました。また利用したいと思います。」
ウガンダでは日本車の流通が多い中、こうしたプレミアム欧州車の輸出にも信頼が集まっていることが分かります。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
フォルクスワーゲン トゥアレグ(GH-7LBMVS)のような高級SUVは、単に「移動手段」ではなく、ステータスや快適性、安全性といった多くの要素を満たす重要な存在として、ウガンダをはじめとするアフリカ諸国で注目されています。日本国内で使用された車両は、整備状態や管理履歴が良いため、中古車でも高く評価されるのです。
株式会社エブリィでは、こうした欧州車も含めて幅広い車種を取り扱い、海外バイヤーのニーズに合った輸出サポートを行っております。買い取りから輸出、書類手続きまで一貫して行うため、初めてのお客様でも安心してご利用いただけます。
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