1. はじめに
近年、日本の中古トラックはアフリカ諸国において重要なインフラ支援の一端を担っています。中でも、三菱ふそうの「ファイター」シリーズは、その信頼性・耐久性・メンテナンス性の高さから高い評価を受け、物流、建設、公共サービスの現場で幅広く活用されています。
本記事では、EVERY Co., Ltd.が輸出した2008年式 三菱ファイター(PDG-FK62FY)を取り上げ、タンザニア市場でのニーズ、現地での活用例、そして輸出の過程を詳しく紹介します。
2. 輸出車両の詳細情報
以下は、今回輸出された三菱ファイター(PDG-FK62FY)の基本情報です:
項目 | 内容 |
---|---|
メーカー | 三菱ふそう |
車種名 | ファイター |
型式 | PDG-FK62FY |
駆動方式 | 4×2 |
エンジン型式 | 6M60(直列6気筒ディーゼル) |
排気量 | 約7,545cc |
最大出力 | 約220PS / 2,600rpm |
トランスミッション | マニュアル(6速) |
ブレーキ方式 | エアブレーキ |
最大積載量 | 約4,000〜5,000kg(仕様により異なる) |
全長 | 約8.5メートル(ボディタイプにより異なる) |
用途 | 配送・建設資材運搬・地域物流など |
三菱ファイターは中型トラックの中でも特に「操作性」と「都市部対応性」に優れており、都市と地方を結ぶ中距離物流に最適な車両として位置づけられています。
3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)
◎ 輸送インフラが拡張するタンザニア
タンザニアでは経済成長に伴い、道路インフラの整備や物流ニーズが急増しています。とくにダルエスサラーム港を起点とした内陸輸送において、中型トラックの需要は年々高まっています。
◎ 三菱ファイターの強み
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経済的な燃費性能:7.5L級エンジンながら燃費効率が高く、燃料費が重要なアフリカ市場では大きな魅力。
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高い耐久性とメンテナンス性:シンプルな構造で整備がしやすく、パーツ供給も比較的容易。
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多用途性:冷凍車、平ボディ、ウィングボディなど用途に応じた架装が可能で、商業用から公共輸送用まで幅広く対応。
タンザニアではこのような性能を活かし、都市部から内陸部への建材輸送や、小売配送業務に活用されています。
4. 現地のお客様の声
三菱ファイター(PDG-FK62FY)を購入されたタンザニアの輸入業者様から、以下のような感想をいただいております:
「日本からの車両はいつも信頼できますが、特にこの三菱ファイターは状態が非常によく、到着後すぐに業務に投入できました。日本車はやはり品質が高く、EVERYさんのサポートも迅速で安心感がありました。」
「港からの引き取り、通関までのサポートもスムーズでした。また次回もEVERY Co., Ltd.さんから購入したいと思っています。」
こうした声からも、車両品質だけでなく、出荷から納車までの一貫したサポート体制が信頼構築の大きな要因であることが分かります。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
三菱ファイター(PDG-FK62FY)は、その性能・経済性・耐久性から、タンザニア市場において非常に理にかなった選択肢です。日本の中古車が海外で「現役の戦力」として活躍する様子は、日本製品の信頼性と、EVERY Co., Ltd.のサービス品質を象徴しています。
EVERYでは、三菱ファイターをはじめとするトラックを多数取り扱っており、世界中からの需要に応えています。また、国内からのトラック買取も強化中。不要になった商用車をお持ちの方は、ぜひご相談ください。
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