トラックは業務に欠かせない存在でありながら、実は荷台の改造やカスタムによって作業効率や見た目を大きく向上させることが可能です。荷物の積み降ろしをスムーズにしたり、自分好みのスタイルを実現したり、アウトドア用途にも活用できるなど、トラックの活躍の幅が広がります。
ただし、法的な制限も存在するため、しっかりとポイントを押さえて正しくカスタムを楽しむことが大切です。今回は、トラック荷台の改造メリットや注意点、具体的なカスタム事例について詳しくご紹介します。
機能性と効率性を高める！荷台カスタムのメリット
まずは、トラック荷台を改造・カスタムする主なメリットを3つご紹介します。
① 業務効率が格段にアップ
荷台にステーやパイプフレームを取り付けることで、荷物の積載効率が大幅に向上します。荷物がずれにくくなり、一度に多くの荷物を安全に運搬できるようになるため、作業効率がアップします。
さらに、パワーゲートを取り付けることで、重たい荷物の積み降ろしが一人でも可能に。これにより、作業負担を軽減しながら、業務スピードを高めることができます。
② 外観を好みに合わせてカスタマイズ
荷台の塗装を変えたり、箱型ボディに変更することで、トラックの印象を大きく変えることが可能です。機能面だけでなく、デザイン性を重視したい方にとっても、荷台カスタムは魅力的な手段といえます。
ドアの開閉方式や外装のカラーリングにこだわることで、オリジナリティのある1台に仕上げることができます。
③ アウトドアや趣味でも活躍
箱型荷台を装備すれば、アウトドアレジャーに最適なトラックに早変わり。テントやキャンプ道具、バイクや釣り道具などをしっかりと積載できる空間が確保できます。
荷台の開き方や棚の設置次第では、おしゃれで機能的なアウトドアスペースを演出することも可能です。
知っておきたい法的な制限とは？
トラック荷台を自由にカスタムすることはできますが、法的なルールに反する改造は違法行為とみなされる可能性があります。以下のような点には特に注意が必要です。
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車体の全長・全幅・全高が基準を超えるカスタム
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最大積載量を超過するような改造
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突入防止装置の取り外し・変更
これらの改造は不正改造とされることがあり、車検不合格や罰則の対象になります。特に荷台を延長したり、過剰な装飾を加えたりする場合は構造変更手続きが必要になるため、あらかじめ確認しておくことが大切です。
こんなカスタムが人気！荷台改造の一例
具体的にどんなカスタムがあるのかをいくつかご紹介します。
● パワーゲートの設置
重い荷物の積み込みを楽にする装置。ボタン操作で昇降でき、業務効率が大幅に向上します。
● パイプステーの追加
格子状のパイプを荷台に取り付けることで、荷崩れや落下を防ぎ、安全性と積載力の両立が可能になります。
● 車載クレーンの取り付け
PTO（パワーテイクオフ）機能が備わった車両であれば、車載クレーンの設置も可能。パレットごと重たい荷物を吊り上げて積載できます。
トラックの価値を高めるには、カスタムも一つの手段
トラックは使用年数が経っていても、適切なカスタムや架装によって買取り価格がアップすることもあります。作業効率を重視する機能的なカスタムであれば、同じような業務を行う次のオーナーにとっても価値ある1台となるでしょう。
もちろん、法的基準を満たしていなければ査定額が下がってしまう恐れもあるため、構造変更の届け出や改造内容の記録は忘れずに行っておくことが大切です。
トラックの荷台カスタムは“安全・合法”が基本！
荷台のカスタムは見た目や機能性を大きく変化させられる魅力的な選択肢です。しかし、安全性と法的ルールを守ったうえでの改造であることが絶対条件です。
重い荷物の積載や頻繁な業務利用を考えている場合、パワーゲートやパイプステー、車載クレーンなどのカスタムを取り入れることで、作業効率を大きく改善できます。また、デザイン性を求めるなら、塗装やボディ形状の変更も検討してみましょう。
中古トラックを売却する際にも、実用性の高いカスタムが施された車両は査定評価が上がる可能性があります。
トラックの買取りや買い替え、カスタムのご相談は、ぜひお気軽にエブリィまでご連絡ください。お客様のニーズに合った1台をご提案いたします。
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