ミニ油圧ショベルと油圧ショベルの違いとは?用途や資格も詳しく解説!

建設現場で活躍する「油圧ショベル」。
その中でも「ミニ油圧ショベル」という小型のタイプを見かけることがありますが、通常の油圧ショベルと何が違うのか気になったことはありませんか?

今回は、ミニ油圧ショベルと油圧ショベルの違いを詳しく解説!
車体の特徴や用途の違い、運転に必要な資格についても紹介していきます。
これから購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください!


油圧ショベルとは?特徴と用途をチェック

油圧ショベルの特徴

油圧ショベルは、建設現場や土木工事、農林業などで幅広く活躍する重機の一種です。
車体には「ブーム」と呼ばれる長いアームが装着されており、その先端に取り付けられた「バケット」で土砂や資材を掘削・運搬します。

また、油圧ショベルの大きな特徴として、アタッチメントを交換することで用途が広がる点が挙げられます。
例えば、解体用のアタッチメントを取り付ければ建物の解体作業に活用でき、**グラップル(つかみ機)**を装着すれば産業廃棄物の仕分け作業も可能になります。

油圧ショベルの主な用途

油圧ショベルは以下のような用途で活用されています。

掘削作業(建築・土木工事、農林業など)
積込作業(掘削した土砂をトラックへ積載)
整地作業(キャタピラー前方に「ブレード」を装着し、地面をならす)
解体作業(コンクリートや建築物の破砕・撤去)

これらの作業をこなせることから、油圧ショベルは建設現場には欠かせない重機となっています。


ミニ油圧ショベルと油圧ショベルの違い

ミニ油圧ショベルと一般的な油圧ショベルには、大きさや仕様、活躍する場所に違いがあります。

1. 車体の大きさ

ミニ油圧ショベルは、車両重量が6トン以下、またはバケットの容量が0.25㎥未満の油圧ショベルを指します。
一方、通常の油圧ショベルには中型・大型の機種があり、サイズが大きくなるほど積載量や作業範囲が広がります。

🔹 ミニ油圧ショベル:小型で取り回しやすく、小規模な作業向き
🔹 油圧ショベル:中・大型の機種があり、大規模な現場向き

2. 車体の仕様

ミニ油圧ショベルには**「ブレード(排土板)」が標準装備されていることが多く、ブルドーザーのように地面をならす**作業も可能です。

また、車体がコンパクトなため、トラックに載せて運搬しやすいのも特徴です。
一方、通常の油圧ショベルは車体が大きく、その場での移動はできますが遠距離の移動にはトレーラーなどが必要です。

3. 活躍する場所

ミニ油圧ショベルは、小規模な現場や狭い場所での作業に適しています。
例えば、道路整備、公園の植樹、水道・ガス工事、造園業などの作業現場でよく見かけます。

一方、通常の油圧ショベルは、大規模な建設現場や解体作業、産業廃棄物の仕分けなど、よりパワーが必要な場面で活躍します。


ミニ油圧ショベルと油圧ショベルの操作資格

ミニ油圧ショベルと油圧ショベルの操作には、それぞれ異なる資格が必要になります。

1. 小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育

対象車両:機体質量3トン未満の建設機械(ミニ油圧ショベルなど)
取得方法:特別教育(学科+実技)を受講することで取得可能

この資格があれば、3トン未満のミニ油圧ショベルの操作が可能になります。


2. 車両系建設機械運転技能講習

対象車両:機体質量3トン以上の油圧ショベルやブルドーザーなど
取得方法:登録教習機関での技能講習を修了

この資格を取得すれば、3トン以上の油圧ショベルも操作可能になります。


ミニ油圧ショベルはどんな人におすすめ?

🔹 建設・土木業の小規模現場で作業する人
🔹 農業や造園業で使用する人
🔹 狭い場所での掘削・整地作業が多い人

ミニ油圧ショベルは取り回しがしやすく、小規模作業に最適なため、建設業だけでなく農業や造園業でも活躍しています。
特に、狭い場所での作業やトラックに積載して移動したい場合に適しています。


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まとめ

🔹 ミニ油圧ショベルは、6トン以下のコンパクトな油圧ショベルで、小規模工事や農業・造園業に最適。
🔹 通常の油圧ショベルは、中規模~大規模な建設現場で活躍し、アタッチメントの交換で幅広い作業に対応。
🔹 操作には「小型車両系建設機械の特別教育」または「車両系建設機械運転技能講習」の資格が必要。
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