モーターグレーダーの概要と用途

モーターグレーダーとは、道路工事や整地作業、北国での除雪作業などに使われる建設機械の一種です。装着されたブレードを斜めに設置し、土を削りながら一方に寄せて整地します。道路工事の際には、ロードローラーと一緒に使用されることが多いです。

元々はグレーダー(grader)という名称で、トラクターで牽引される器具を指していましたが、エンジンを搭載した自走式の重機となり、モーターグレーダーと呼ばれるようになりました。現在は、自走式のタイプもグレーダーと呼ぶ場合があります。

モーターグレーダーの構造と特徴

モーターグレーダーは全長約7〜8.5m、重量10t以上の大型建機です。その構造は主に本体部分、アーム、ブレードから成り立っています。

  • 本体部分:4輪2軸の本体部分には操作キャビンやエンジン、タイヤなどが搭載されています。
  • アーム:本体の前方に長いアームが備え付けられており、先端には2輪が装備されています。全部で6輪3軸の構成です。
  • ブレード:アームの下部に長さ約3m以上のブレードが斜めに装備されており、アームを動かして上下に動かすことで土や雪を片側に寄せることができます。

モーターグレーダーに必要な免許

大型特殊自動車のモーターグレーダーを公道で運転するには、大型特殊免許が必要です。さらに、運転だけでなく業務で使用する際には、労働安全衛生法により、車両系建設機械運転者(整地・運搬・積込・掘削用)の資格も必要です。

つまり、モーターグレーダーを工事作業で使用する際には、大型特殊免許と車両系建設機械運転者(整地・運搬・積込・掘削用)資格の2つが必要となります。

まとめ

モーターグレーダーは道路工事や整地作業に欠かせない建設機械です。元々はトラクターで牽引される器具として使われていましたが、エンジンを搭載した自走式の重機として進化しました。公道で運転するためには大型特殊免許が必要で、業務で使用する際には車両系建設機械運転者(整地・運搬・積込・掘削用)資格も必要です。エブリィではさまざまな中古建機を取り扱っていますので、ぜひご覧ください。

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