トラックのデフから異音がする原因と対処法【修理費用も解説】

トラックの走行中に「ゴンッ」や「バキッ」といった音がしたことはありませんか?そんな音がした場合、デフから異音が発生している可能性があります。デフの異音は故障のサインのため、早急に対処する必要があります。

今回は、トラックのデフから異音が発生する原因やその対処法、修理費用の目安について解説します。

デフとは何か?異音は故障のサイン?

トラックの「デフ」とは、正式名称「ディファレンシャルギヤ」の略で、差動装置のことです。エンジンからの動力を駆動輪に伝え、左右の駆動輪の回転差を吸収する役割があります。デフが故障すると、カーブを曲がる際に左右どちらかのタイヤが滑り、車両を制御できなくなる危険性があります。デフの故障はハンドル操作の違和感や異音としてサインが現れます。

デフの異音の原因と対処法

デフが故障する原因として、主に「デフオイルの異常」と「ベアリングの異常」の2点が考えられます。それぞれの原因と対処法を見ていきましょう。

デフオイルの異常

デフオイルはデフのスムーズな動作に欠かせないオイルです。デフオイルの劣化や漏れが原因で、デフの動作に支障をきたし、異音が発生することがあります。デフオイルが劣化している場合は、オイルを交換することで解決します。交換費用は約4,000円〜で、2年ごとや走行距離50,000kmごとが交換の目安です。デフオイルが漏れている場合は、デフケースの組み替えが必要になることがあり、費用は約50,000円かかります。

ベアリングの異常

デフの内部には、ギアを滑らかに回転させるために欠かせないベアリングが存在します。ベアリングが経年劣化により摩耗すると、故障して異音が発生します。ベアリングの劣化による異音はベアリングの交換で解決しますが、費用は約120,000円〜140,000円と高額です。しかし、放置しているとさらに症状が悪化するため、早めの対処が必要です。

その他の異音の原因と対処法

異音がしたからといって、必ずしもデフの故障が原因とは限りません。例えば、「キーキー」という異音であれば、ブレーキパッドの異常である可能性があります。トラックから異音が発生している場合は、どの部分から音がしているのか分かりづらいことが多いです。いつもと違う音がした場合は、自分で判断せず、整備工場やディーラーでしっかり確認してもらいましょう。

デフの故障時にチェックしたい中古デフ一覧

もしデフが故障して交換が必要な場合、中古デフの利用も検討してみましょう。以下はエブリィで取り扱っている中古デフの一覧です。

  • 三菱ふそう キャンター RリジットデフASSY TPG-FEB50(年式:2018年、走行距離:20.4万㎞)
  • 三菱ふそう キャンター RリジットデフASSY TPG-FEB50(年式:2016年、走行距離:11.6万㎞)
  • いすゞ フォワード RリジットデフASSY TKG-FRR90T2(年式:2014年、走行距離:38.1万㎞)
  • 三菱ふそう キャンター RリジットデフASSY TKG-FEB50(年式:2015年、走行距離:6万㎞)

異音を発見したら早急に対処しよう

トラックのデフから異音がする場合、その原因を迅速に見極めて対処することが重要です。異音を放置すると、トラックの制御不能や事故のリスクが高まるため、安全運転を心掛けるためにも早急に修理を行いましょう。

ぜひエブリィで中古デフやその他のトラック部品をチェックしてみてください!

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