トラックを運転する際、走り始める時や坂を上る時に、白煙が排出されることがありますよね。黒煙に比べると害が少ないように思える白煙ですが、場合によっては危険なものもあります。今回は、トラックの白煙の見分け方や原因、そして対処法について詳しく解説します。
トラックの危険な白煙の特徴
トラックから白煙が排出される際に以下の特徴が見られた場合、その白煙は危険である可能性が高いです:
- オイルのような異臭がする
- 白煙がすぐに消えず空気中に残っている
- 走り始めから時間が経っても白煙が出続ける
これらの特徴が見られる白煙は危険信号です。早急に対処する必要があります。
白煙が発生する主な原因
白煙が発生する原因は複数ありますが、主な原因は以下の3つです:
- オイル下がり/オイル上がり
- エンジン部分にあるオイルの侵入を防ぐための部品が劣化し、エンジンオイルが燃焼室に混入してしまうことをいいます。走り始めや坂道で白煙が発生することが多いです。
- 燃料への水の混入
- 燃料フィルターに水が溜まり、そこから燃料に水が入り込むことで、排気ガスに水蒸気が含まれ白煙として排出されます。白煙が水蒸気の場合は危険度は低いですが、早めに対処することが望ましいです。
- インジェクターの汚れ
- エンジンの燃料供給装置が汚れることで、燃料が適切に供給されず未燃焼ガスが白煙となって排出されることがあります。
危険な白煙への対処法
白煙の原因に応じた対処法を以下に紹介します:
- 添加剤の使用
- オイル下がりやオイル上がりが原因で白煙が発生している場合、エンジンオイルに添加剤を加えることで一時的に白煙を抑えることができます。
- 部品の交換やオーバーホール
- 劣化した部品を交換したり、エンジン全体をオーバーホールすることで根本的な解決を図ることができます。
- 中古トラックへの乗り換え
- 長期間使用しているトラックは他の部品も劣化している可能性が高いため、場合によっては中古トラックに乗り換えることも検討すべきです。
トラックの白煙は危険信号の可能性あり
トラックから白煙が発生する場合、その原因を見極めて適切に対処することが重要です。危険な白煙を放置せず、エンジンオイルの添加剤使用や部品交換、中古トラックへの乗り換えなど適切な対応を行いましょう。
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