トレーラーのカプラーとは?役割や種類を確認!

トレーラーは物流業界で重要な役割を果たしていますが、重い荷物を安全に牽引するために欠かせない部品の一つが「カプラー」です。今回は、トレーラーのカプラーの役割や種類について詳しく解説します。トレーラーを日常的に運転する方は、ぜひ参考にしてください。

トレーラーのカプラーとは?

トレーラーのカプラーは、トラクタとトレーラーを連結する装置です。トラクタ側に装備されているV字に切れ込みの入った円盤状の装置をカプラーと呼び、そのカプラーにトレーラーのキングピンを差し込むことで、ヘッド部分と荷台を連結します。連結時には、カプラーの中にあるピンが固定され、安全に接続されます。

連結作業は、トラクタをバックさせてトレーラーに接近し、カプラーにキングピンを差し込んで固定します。目視で連結が確認できたら、カプラーのロック用レバーを引いてロックを完了させます。また、エアホースや電源ケーブルをトラクタ側からトレーラーに接続することも忘れないようにしましょう。

トレーラーとトラクタはカプラーとキングピンのみで連結されていますが、これらの部品は高い精度で作られており、途中で外れたりキングピンが折れたりすることはほとんどありません。

トレーラーのカプラーの種類と特徴

トレーラーのカプラーには、「1軸カプラー」と「2軸カプラー」の2種類があります。それぞれの特徴を理解し、連結部にかかる重さや走行目的に応じて選ぶことが重要です。

1軸カプラーの特徴

1軸カプラーは、連結部の前後方向のピッチング制御のみを行います。連結部にかかる荷重が約13〜20トン程度のトレーラーに使用されます。高速走行に適しており、安定性が高くトラクタへの衝撃を和らげる効果があります。

2軸カプラーの特徴

2軸カプラーは、連結部の前後方向のピッチングと左右のローリングの制御を行います。連結部にかかる荷重が約20〜25トン程度のトレーラーに使用されます。しっかりと整備されていない道路や高重心の荷物を牽引する場合に適しており、ローリングの揺れ幅を調整することで1軸カプラーとしても使用可能です。

トレーラーのカプラーを選ぶ際のポイント

トレーラーに付属するカプラーは、トラクタと荷台を安全に連結するために重要な部品です。カプラーには1軸カプラーと2軸カプラーの2種類があり、それぞれの特徴を理解し、連結部にかかる荷重や走行目的に合わせて選ぶことが大切です。

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