トラックを選ぶ際に重要なのは、スペックや走行性能、燃費、乗り心地、そして安全性能です。トヨタの小型トラック「ダイナ」と「トヨエース」は、都市部での配送や近距離~中距離の運搬に適した人気モデル。今回は、この2車種の違いを徹底比較し、それぞれの特徴を詳しくご紹介します。
ダイナとトヨエースの基本スペック
ダイナの特徴
ダイナは1956年にトヨペット・ルートトラックRK52型を原型として登場したモデルです。シンプルで機能的なデザインを持ち、耐久性に優れたフロアボードや積載性能の高さが魅力。都市部の配送はもちろん、様々な業種で活躍しています。
代表的なスペック(ダイナ「XZC605-TQFMY」)
- 車両寸法:全長4,690mm × 全幅1,695mm × 全高1,970mm
- 荷台内寸法:長さ3,115mm × 幅1,615mm × 高さ380mm
- 最大積載量:2t
- 車両総重量:4,465kg
トヨエースの特徴
トヨエースは1954年に誕生し、2020年に新車販売が終了しました。しかし、中古市場では今なお高い人気を誇ります。ダイナと基本的なプラットフォームを共有しているため、外観や性能に大きな違いはありませんが、パネルデザインやボディカラーに若干の違いがあります。
代表的なスペック(トヨエース「XZC605-TQFMX」)
- 車両寸法:全長4,690mm × 全幅1,695mm × 全高1,970mm
- 荷台内寸法:長さ3,115mm × 幅1,615mm × 高さ380mm
- 最大積載量:2t
- 車両総重量:4,475kg
走行性能を比較
動力性能
ダイナとトヨエースは、どちらもフロントサスペンションにコイル式独立懸架サスペンションを採用しており、走行時の安定性が高いのが特徴です。さらに、悪路や滑りやすい路面でもしっかりとしたトラクションを確保できる「ビスカスカップリング式4WDメカニズム」を搭載。これにより、安定した走行が可能です。
燃費性能
ダイナは、直列4気筒のインタークーラー付ターボディーゼルエンジンを搭載し、低燃費と環境性能を両立。トヨエースも同じエンジンを搭載していますが、LPGエンジンを選択できる点が特徴です。
どちらのモデルも「平成27年度燃費基準+10%」を達成した車型が多く、省エネ性能にも優れています。
燃料タンク・排気量
- ダイナ(ディーゼル):燃料タンク 60~100L / 総排気量 4.009L
- トヨエース(ディーゼル):燃料タンク 60~100L / 総排気量 4.009L
- トヨエース(LPG):総排気量 4.104L
乗り心地と安全性能
乗り心地
ダイナとトヨエースは、どちらも広い足元スペースを確保し、快適な運転環境を実現。ワイドキャビン設計により、視認性が向上し、ストレスの少ない運転が可能です。
また、標準装備のインストルメントパネルは、操作性を向上させるデザインになっており、長時間の運転でも快適に過ごせます。
安全性能
どちらのモデルも高レベルな安全機能を搭載しています。
- 前進誤発進抑制機能(トヨエースはLPG車を除く)
- プリクラッシュセーフティ(PCS):衝突回避支援システム
- 低速衝突被害軽減機能:低速走行時の障害物検知
- LEDヘッドランプ:夜間視認性向上
- 電動パーキングブレーキ:より安定した駐車をサポート
まとめ|ダイナとトヨエース、どちらを選ぶべき?
ダイナとトヨエースは、基本的な性能やスペックはほぼ同じですが、トヨエースはすでに新車販売が終了しているため、購入を検討するなら中古市場をチェックする必要があります。
- 最新モデルを選びたいなら「ダイナ」
- 中古でコストを抑えたいなら「トヨエース」
どちらのモデルも優れた走行性能と燃費、安全性を備えているため、用途や予算に応じて最適な一台を選びましょう。
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