カゼットの年式とモデルごとの変遷|特徴や装備の違いを詳しく解説!

UDトラックスが手がける小型トラック「カゼット」。

このモデルは、三菱ふそう「キャンター」のOEM車両であり、特に4輪駆動の仕様が選択できる点が大きな特徴です。街乗りはもちろん、悪路や山間部、積雪地域での走行にも優れているため、さまざまな業種のドライバーから高い評価を得ています。

2014年に初代モデルが登場して以来、改良を重ねながら現在も販売されているカゼット。今回は、その年式ごとの特徴や装備の違いについて詳しく解説します。

カゼットの特徴と魅力

カゼットは、軽量でありながら高い積載性能を誇り、耐久性にも優れたモデルです。基本的なボディラインナップとして、平ボディ、バン、ウイング、ダンプなど多彩なバリエーションが用意されており、さまざまな用途に適応できます。

また、エンジン性能にもこだわっており、独自の高効率エンジンを搭載。さらに、再生制御式DPFや尿素SCRシステムといった排ガス処理技術を採用し、環境性能の向上も実現しています。高燃費かつパワフルな走りが可能でありながら、ドライバーの負担を軽減する設計が施されている点も大きな魅力です。

初代カゼット(2014年~現在)

カゼットは2014年に発売された初代モデルが現行車両として継続しています。それまでの「コンドル 10-30」の後継モデルとして誕生し、街で活躍するトラックをイメージした「カゼット」という名称が与えられました。

現行モデルの主な特徴は以下の通りです。

  • 4輪駆動仕様を選択可能:悪路や雪道での走破性を強化。
  • デュアルクラッチ式AMTを採用:スムーズな変速と燃費向上を実現。
  • 総輪ディスクブレーキを標準装備:ABS(アンチロックブレーキシステム)やEBD(電子制御制動力配分システム)による高度なブレーキング性能。
  • 省燃費技術の搭載:エコモードやアイドリングストップ機能による燃費向上。

2016年モデル(カゼットSK/SF/RK)

2016年には、より環境性能を高めたカゼット「SK/SF/RK」モデルが登場しました。

このモデルの改良点は以下の通りです。

  • 尿素SCRシステムの全車種搭載:排出ガスのクリーン化を実現。
  • 平成27年度重量車燃費基準+5%を達成
  • EHS(イージーヒルスタート)機能の標準装備:坂道発進時の安定性向上。
  • 内装の改良:ブラックを基調としたシックなインテリアへ変更。

この2016年モデルでは、安全性と環境性能の向上が図られ、より快適で安心できるトラックとして進化しました。

カゼットの代表的なスペック

以下は「カゼット SK」標準キャブ・標準ボディのスペック例です。

項目 スペック
最大積載量 2t / 3t / 3.5t / 4t
後輪タイヤ 小径ダブル(全低床) / ダブル(高床)
エンジン区分 ディーゼル / ハイブリッド
エンジン出力 96kW(130PS) / 110kW(150PS)

モデルごとに仕様が異なるため、中古トラックを選ぶ際は年式や装備内容をしっかり確認することが大切です。

まとめ|カゼットの年式と特徴を理解して最適な一台を選ぼう

UDトラックスの「カゼット」は、三菱ふそう「キャンター」をベースにした小型トラックで、2014年の発売以降、現在も高い人気を誇るモデルです。

特に4輪駆動仕様の選択肢がある点や、デュアルクラッチ式AMTの採用による快適な走行性能は、他の小型トラックにはない魅力のひとつ。2016年には、安全性や環境性能を強化した新型モデルが登場し、より高い利便性を実現しています。

中古トラックを購入する際は、年式ごとの違いをしっかり確認し、自分の用途に合ったカゼットを選びましょう!

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