中型トラックの中でも人気の高い「UDトラックス・コンドル」。
最新技術を搭載し、燃費効率や環境性能に優れたこのトラックは、さまざまなビジネスシーンで活躍しています。しかし、購入を検討する際には、燃費や維持費といったコスト面も気になるポイントです。
今回は「コンドル」の燃費や年間の維持費、その内訳と節約の方法について詳しく解説します。
コンドルの燃費はどれくらい?
コンドルの燃費はエンジンの種類や車両の用途によって異なりますが、国土交通省の自動車燃費一覧によると、重量車モード燃費値は 4.15km/L~8.80km/L となっています。
特に最新モデルでは、
- GVW8トンクラスから14.5トンクラスの車両が「平成27年度燃費基準+10%」を達成
- 可変容量型ターボチャージャー(VGSターボ)を採用し、低燃費を実現
といった特徴があり、従来モデルよりも燃料コストを抑えやすくなっています。
コンドルの年間維持費の内訳
トラックを維持するための費用は「税金」「固定費」「変動費」に分けられます。
1. 税金
トラックの所有者には、以下の税金が発生します。
- 自動車税(3t~4t積載クラスの場合)
- 自家用(白ナンバー):20,500円
- 営業用(緑ナンバー):15,000円
- 自動車重量税(8tクラスの場合)
- 自家用(白ナンバー):年間32,800円
- 営業用(緑ナンバー):年間20,800円
- ※エコカー減税対象車はさらに減額される場合あり
2. 固定費
- 自賠責保険料(12カ月契約)
- 自家用(白ナンバー):22,570円
- 営業用(緑ナンバー):30,530円
- 車検代
- 中型トラック(コンドル)クラスの車検費用相場は約150,000円~
- トラックは毎年車検が必要(普通乗用車よりも短い間隔)
- 任意保険
- 加入義務はありませんが、安全のために加入を推奨。
- 費用は保険内容によるが、年間約400,000円が目安。
3. 変動費
- 燃料費
- 燃費を 8.1km/L、軽油価格を 110円/L、年間走行距離を 30,000km と仮定した場合:
- 燃料費 = 110円 × 30,000km ÷ 8.1km/L ≈ 407,400円
- 消耗品(オイル・タイヤ)
- オイル交換費用(1回あたり):約35,000円
- タイヤ交換費用(225/80R17.5サイズ)
- 1本あたり約20,000円~35,000円
- トラックは定期的なタイヤ交換が必要。
以上を合計すると、年間の維持費は 約1,000,000円前後 となります。
コンドルの維持費を節約する方法
1. クラスダウンを検討する
トラックの重量が増えると税金が高くなるため、運用上問題がなければ、より小さいクラスを選ぶことで節税可能です。
2. エコカー減税対象車を選ぶ
低燃費モデルやハイブリッド仕様のコンドルを選ぶことで、
- 自動車重量税が減額または免除
- 燃費向上による燃料費削減
といったメリットを得られます。
3. 燃料費の節約
燃料費を抑えるために、
- 急加速・急ブレーキを避ける
- 適正なタイヤ空気圧を維持する
- 定期的なメンテナンスを行う
といった運転習慣の改善も効果的です。
低燃費のコンドルを選ぶなら維持費もしっかり確認を
UDトラックスの「コンドル」は、燃費性能や積載能力に優れた中型トラックです。
年間の維持費は 約100万円前後 と見積もられますが、車両クラスの選定やエコカー減税の活用によってコストを抑えることが可能です。
中古トラックの購入を検討している方は、維持費もしっかり確認しながら選択肢を比較してみてください。
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