1. はじめに
日本から世界各国へ輸出される中古バスの中で、長年高い人気を誇っているのが「日産 シビリアン」です。今回エブリィが輸出したのは、2008年式・PDG-EHW41型のシビリアンで、行き先は東アフリカのタンザニアです。
タンザニアは観光業や都市部の交通需要が年々拡大しており、マイクロバスの需要が非常に高い国です。シビリアンは、日本国内では学校送迎や企業送迎用として活躍してきましたが、海外においてもその実用性と耐久性から強い支持を得ています。
この記事では、輸出した車両の詳細、シビリアンがタンザニアで選ばれる理由、市場背景、そして現地バイヤーからの声をご紹介します。
2. 輸出車両の詳細情報
以下に、今回輸出した「日産 シビリアン(PDG-EHW41)」の基本情報をカタログ形式でまとめます。
項目 | 内容 |
---|---|
メーカー | 日産(NISSAN) |
車種 | シビリアン(Civilian) |
型式 | PDG-EHW41 |
エンジン | ZD30DDTi ディーゼルターボ |
排気量 | 約3,000cc |
駆動方式 | FR(後輪駆動) |
乗車定員 | 26~29名(仕様により変動) |
ミッション | 5速マニュアル/オートマチック(選択可能) |
車両サイズ | 全長 約6,990mm × 全幅 約2,030mm × 全高 約2,600mm |
主な装備 | エアコン、パワーステアリング、ABS、エアバッグ、リクライニングシート、広いキャビン空間 |
シビリアンは中型マイクロバスとしての利便性に優れ、特に短中距離輸送において力を発揮します。
3. なぜこの車がタンザニアで人気なのか?(市場背景)
① 公共交通機関の需要
タンザニアでは、都市部の交通渋滞が大きな課題となっています。そのため、個人の移動よりも「乗合バス」や「シャトルバス」といった公共交通の需要が高まっています。シビリアンは26~29人乗りのキャパシティを持ち、ダラダラ(ミニバス輸送)や観光用バスとして最適です。
② 燃費と経済性
PDG-EHW41に搭載されているZD30ディーゼルターボエンジンは、燃費の良さとトルクの強さを両立しています。燃料コストが高騰しやすいアフリカ市場では、低燃費性能はバイヤーにとって大きな魅力です。
③ 耐久性とメンテナンス性
シビリアンは日本国内で高いメンテナンス基準のもとで使用されており、輸出後も故障が少なく長期間稼働可能です。また、タンザニア国内ではシビリアンの流通量が多いため、部品の入手がしやすいことも評価されています。
④ 多様な用途に対応
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観光業(サファリやビーチリゾートへの送迎)
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教育分野(スクールバス)
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ビジネス分野(企業送迎用)
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地域交通(都市部のシャトルバス)
このように、シビリアンは個人利用から商業・公共交通まで幅広く活用できる万能モデルとしてタンザニアで支持されています。
4. 現地のお客様の声
実際に今回の輸出で取引をしたタンザニアのバイヤーからは、以下のような声をいただきました。
「輸入したシビリアンは状態がとても良く、すぐに公共交通の現場で活用できました。内装も清潔で快適でした。」
「日本車はやはり信頼できます。特にシビリアンは丈夫で、長距離の道路でも安心して走れるのが魅力です。」
「エブリィのサポートは輸送手続きから通関まで丁寧で、予定通りにバスが到着しました。今後も取引を続けたいと思います。」
こうしたフィードバックは、エブリィが単に車を輸出するだけでなく、安心できる輸送とアフターサポートを提供している証でもあります。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
今回の輸出事例からも分かるように、日産 シビリアン(PDG-EHW41)はタンザニアにおいて非常に需要の高いモデルです。その理由は、大人数を快適に輸送できる広い車内、燃費性能、耐久性、そして多用途対応力にあります。
エブリィでは、日本国内で使用されたバスやトラック、商用車を世界各国へ輸出してきた豊富な実績があります。特にアフリカ市場に強みを持ち、タンザニアへの船積み経験も豊富です。
エブリィの強みは、
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