トラックの荷台は日々の業務で多くの荷物を積み降ろしするため、傷やへこみがつきものです。特に側面にあるアオリ部分は、接触や荷物との擦れにより劣化が目立ちやすい箇所です。軽度のへこみやキズであれば「パテ補修」によって応急的に補修することが可能ですが、その方法や注意点をしっかり把握しておくことが重要です。
今回は、トラック荷台(アオリ)のパテ補修について、使用するタイミングや作業方法、そして施工時の注意点まで詳しくご紹介します。トラックの維持管理に関わる方は、ぜひ最後までご覧ください。
トラック荷台(アオリ)のパテ補修が必要な場面とは?
トラックの荷台アオリ部分は、荷物の積み下ろし中や走行中の接触などで傷ついたりへこんだりすることがあります。目立った破損でなくても、表面の劣化やサビ、塗装のはがれが進行すると見た目が悪くなるだけでなく、荷物や作業者にも悪影響を与えるリスクがあります。
そうした軽度の損傷を放置すると、腐食が進んだり、荷物にキズがついたり、さらには作業者のケガにつながることも。そこで役立つのが「パテ補修」です。
パテは金属の凹凸を埋める素材で、簡易的に外観を整えることができます。完全な修理ではないものの、応急処置としては非常に便利な方法です。
パテ補修の方法と基本的な手順
パテ補修は比較的簡単な作業ですが、丁寧に行うことが仕上がりの美しさと耐久性につながります。ここでは補修の流れをご紹介します。
① 下地の準備
パテを塗る前に、補修したい部分をきれいに清掃し、サビや塗装の浮きがあればサンダーやワイヤーブラシなどで取り除いておきます。表面が汚れていたりサビが残っていると、パテの密着性が悪くなってしまいます。
② パテの塗布
補修箇所が整ったら、パテをコーキングガンやヘラを使って塗り広げます。厚く盛りすぎないように注意しながら、凹凸を埋めるように丁寧に塗布しましょう。
③ 乾燥・硬化
パテは塗布後、しっかりと乾燥させて硬化させる必要があります。乾燥時間はパテの種類や気温・湿度によって異なりますが、十分に時間をおいて硬化させてください。
④ 表面仕上げ
パテが完全に硬化したら、必要に応じてサンドペーパーで研磨し、表面を滑らかに整えます。その後、塗装をすることで見た目もキレイに仕上がります。
パテ補修を行う際の注意点とは?
パテ補修にはいくつかのポイントと注意事項があります。間違った方法で施工すると、すぐにひび割れたり、剥がれたりしてしまう可能性もあるため、以下の点をしっかり押さえておきましょう。
● しっかりと乾燥させることが大前提
パテは十分に乾燥・硬化しなければ、強度が弱くなり、研磨しても崩れてしまいます。焦って次の工程に進まず、しっかりと硬化させる時間を確保しましょう。
● 時間の経過とともに劣化する可能性あり
パテ補修はあくまでも一時的な処置です。気温の変化や水分の影響を受けて、時間とともにひび割れが生じることもあります。その場合は再度補修を行うか、必要に応じて板金などの本格的な修理を検討しましょう。
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トラックのアオリ部分に大きなへこみや劣化が見られる場合や、広範囲の補修が必要なときは、プロによる修理をおすすめします。パテ補修で済まない場合や、強度・見た目の面でも安心できる仕上がりを求めるなら、ぜひエブリィにご相談ください。
当店では、大型トラックの架装・架修工場を完備し、板金・塗装も可能なブースでの本格補修に対応。見積もりや相談もお気軽にご利用いただけます。
トラック荷台(アオリ)のパテ補修で気になるキズもきれいに!
トラックの荷台アオリにできたキズやへこみは、パテ補修を行うことで応急的に対処できます。パテはコーキングガンやヘラで塗り広げて乾燥させることで硬化し、デコボコ部分はペーパーで滑らかに整えられます。
ただし、補修範囲が広い場合や耐久性を求める場合は、プロに相談するのが安心です。
エブリィでは、トラックの買取はもちろん、補修・整備・販売まで一貫対応!パテ補修が必要なトラックの点検やお悩みがある方は、ぜひ当店へお気軽にお問い合わせください。
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