トラックの上物とは何か?

トラックの「上物(うわもの)」とは、車両のシャシーの上に搭載される荷台部分のことを指します。「架装」や「ボディ」とも呼ばれ、運搬する荷物の種類や用途に合わせてさまざまなタイプが存在します。

代表的な上物には以下のようなものがあります:

  • 平ボディ:屋根のないオープン型。建材や農作物などの運搬に活用。

  • ダンプ:荷台を傾けて荷物を自動的に降ろすタイプ。土砂や廃材の運搬に最適。

  • バン(箱型):アルミやスチール製の箱型構造。雨風を防ぎ、食品や精密機器の輸送に使われます。

  • ウイング:バンの側面が翼のように開く構造。フォークリフトでの積み下ろしに便利。

これらの上物はメーカー純正ではなく、架装専門メーカーが製造しているケースが多く、パーツ交換や載せ替えが可能です。


上物だけの載せ替えは可能?確認すべき条件とは

上物を新しく載せ替えることで、車両全体を買い替えるよりも大幅にコストを抑えることが可能です。しかし、どのトラックにも載せ替えができるわけではなく、以下の条件を満たす必要があります。

ホイールベースと荷台サイズの適合

車体サイズと載せ替える上物のサイズが合っている必要があります。長さや幅が不一致だと、走行や積載に支障をきたすため注意が必要です。

PTO(パワーテイクオフ)の有無

油圧を利用する機能付きの上物(ダンプやクレーンなど)を載せるには、PTO装置が必要です。PTOがないシャシーに載せ替える場合、別途取り付け工事が必要となります。

PTOが必要な上物例

  • ダンプ

  • クレーン車

  • ミキサー車

PTO不要の上物例

  • 平ボディ

  • アルミバン

  • 冷蔵冷凍車


構造変更手続きにも注意が必要

上物を載せ替えることで、車両のサイズや重量に変更が生じる場合には、構造変更手続きが必要になります。

以下の項目に該当する変更は必ず申請が必要です:

  • 全長・全幅・全高の変更

  • 車両総重量や前後軸重の変更

  • 車体の形状が変わる場合(例:バンからウイングへ)

手続きなしで大きく改造してしまうと、車検が通らず公道を走れなくなる可能性があるため、注意が必要です。


上物載せ替えをスムーズに進めたいならエブリィへ!

トラックの上物の載せ替えを検討している方には、架修・架装サービスをおすすめします。エブリィでも提携しているこちらのサービスでは、次のようなサポートが受けられます:

  • 上物載せ替え(平ボディ→ウイングなど)

  • ダンプ自動開閉シートの取り付け

  • 床板張り替え・鉄板貼りなどの補修

  • 架装部品の取り寄せ・製作対応

例えば、事故で破損してしまったアルミバンの修理依頼では、他社では在庫がなく2〜3ヶ月の納期がかかるとされた1ヶ月で納車完了という実績もあります。

独自のネットワークを活用し、多種多様な上物を取り揃えているため、スピーディで的確な対応が可能です。


コスト削減と実用性を両立!上物載せ替えでトラックを再生しよう

トラックの買い替えとなると大きな出費が必要ですが、上物の載せ替えであればコストを抑えながらも、トラックの用途に合った仕様へと柔軟に対応できます。

ただし、構造変更が必要となるケースや、PTOの有無など細かな条件が絡むため、専門業者への事前相談は必須です。

中古トラックの売却・購入から、上物の載せ替えまでトータルサポートを行っているエブリィなら、ワンストップで手間なく対応が可能です。

「載せ替えできるか不安」「構造変更の手続きをお願いしたい」などのお悩みがある方は、ぜひエブリィまでご相談ください。あなたのトラックを最適な形でよみがえらせるお手伝いをいたします!

中古トラックの売却を検討されている方はエブリィのかんたん買取査定もしくは海外委託販売をぜひご活用ください。

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