自家用トラックと事業用トラックの違いを知る!ナンバーや手続きも詳しく解説
トラックは自家用と事業用(営業用)の2種類に分けられ、それぞれ用途や登録における条件が異なります。特に、ナンバープレートの種類や税金、保険料に大きな違いがあり、目的に合ったトラックを選ぶためにはこれらを正しく理解することが重要です。
今回は、自家用トラックと事業用トラックの違いについて、ナンバーや用途、手続きの流れなどを詳しく解説します。
自家用トラックと事業用トラックの主な違い
1. 用途の違い
- 自家用トラック:
自分自身や自社の荷物を運搬するためのトラックです。たとえば、農業で収穫物を運ぶためのトラックや、建設現場で資材を運ぶために利用するケースが該当します。 - 事業用トラック:
顧客から荷物を預かり、有償で運送するトラックです。物流業者や配送会社の車両がこのカテゴリに当てはまります。
2. ナンバープレートの違い
ナンバープレートの色で、自家用と事業用を簡単に見分けることができます。
- 自家用トラック:
「白ナンバー」または「黄色ナンバー(軽トラックの場合)」
白地に緑文字(普通車)または黄色地に黒文字(軽トラック)のプレートです。 - 事業用トラック:
「緑ナンバー」または「黒ナンバー(軽トラックの場合)」
緑地に白文字(普通車)または黒地に黄色文字(軽トラック)のプレートが特徴です。
3. 保険料の違い
- 自家用トラック:
自賠責保険や任意保険の保険料は、事業用トラックに比べて安い場合が多いです。個人使用がメインのため、リスクが低く設定されることが理由です。 - 事業用トラック:
顧客の荷物を運ぶため、任意保険では「運送中の荷物に対する補償」が必要になるケースがあります。また、複数台を所有する法人の場合、運転者を限定しない法人専用保険に加入することが一般的です。
4. 税金の違い
- 自動車重量税:
自家用トラックの自動車重量税は事業用よりも高く設定されています。たとえば、車両総重量1トン以下の場合、自家用トラックは年間4,100円、事業用トラックは年間2,600円となります(エコカー減税対象外の場合)。
事業用トラックは公共輸送の役割があるため、税制面で優遇されています。
自家用から事業用への変更も可能!
自家用トラックを事業用トラックに変更することも可能です。ただし、以下の手続きが必要です。
- 運送事業の許可取得
事業用トラックを運用するには、運輸局で一般貨物自動車運送事業の許可を取得する必要があります。 - 陸運局で登録手続き
必要書類を準備して陸運局で事業用トラックの登録を行います。通常、登録には5営業日ほどの審査期間がかかります。 - 車両規格の確認
運送する荷物によってトラックの規格が決まるため、既存のトラックが基準を満たしているか事前に確認が必要です。
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自家用と事業用の違いを正しく理解してトラックを有効活用しよう
自家用トラックと事業用トラックは、用途や登録手続き、維持費用にさまざまな違いがあります。それぞれの特徴を理解し、目的に合ったトラックを選ぶことが大切です。
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