中型トラックの中でも、特に利便性の高い「中型セルフクレーン」。
一般車両や重機などを安全かつスムーズに積み下ろしできる構造を持ち、中長距離での運搬も可能なため、さまざまな業界で活躍しています。
もし、これまで使ってきた中型セルフクレーンの売却を考えている場合、気になるのはやはり「買取相場」ではないでしょうか。
本記事では、中型セルフクレーンの買取価格がどのように決まるのか、そのポイントや実際の買取事例、そして高く売却するためのコツまで詳しくご紹介します!
中型セルフクレーンとはどんなトラックか?
セルフクレーンは、荷台の一部がスロープ状になり、ジャッキによって前方を持ち上げることで車両の積み下ろしがしやすくなる構造を持っています。
加えて、運転席の後ろにはクレーンが装備されており、フォークリフトや重機などを吊り上げて載せる作業ができるのが特徴です。
中型セルフクレーンは、小回りのきくサイズながら長距離輸送にも対応可能。
現場作業車両の運搬、建設機械の移送、事故車両の回収など、さまざまなシーンで活用されています。
代表的な車種には、三菱ふそう「ファイター」、日野「レンジャー」、いすゞ「フォワード」などがあります。
中型セルフクレーンの買取相場について
乗用車とは異なり、トラックの買取相場は非常に幅広く、明確な基準が存在しません。
特にセルフクレーン車は装備や仕様が多岐にわたるため、車両の状態や装備内容、年式、走行距離によって価格が大きく左右されます。
たとえば以下のような実績があります:
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三菱ふそうファイター(平成7年式)
走行距離:11.4万km/買取価格:177万円 -
日野レンジャー(平成5年式)
走行距離:21万km/買取価格:88万円 -
いすゞエルフ(平成8年式)
走行距離:24万km/買取価格:77万円
古い年式でも状態が良く、ユニック製のロングジャッキ付きクレーンなどの付加価値がある装備が備わっていると高値がつきやすい傾向があります。
中型セルフクレーンを高く売るためのポイント
少しでも高く売却したい方に向けて、以下の5つのポイントを意識すると効果的です。
1. トラック専門の業者に査定を依頼する
トラックは一般的な中古車販売店では正しく評価されないこともあります。
専門知識を持ち、海外需要やパーツ価値にも詳しいトラック専門業者に相談するのが鉄則です。
2. 複数業者から見積もりを取る
相場が不明確な中型セルフクレーンは、複数社で比較することが重要です。
安すぎる見積もりは避け、信頼できる業者かどうかも確認しましょう。
3. カスタムパーツよりも純正に戻す
業務用トラックでは、カスタムパーツがマイナス査定につながることも。
可能な限り純正状態に戻しておくと、買取価格が上がることがあります。
4. 見積もり前に車内外を掃除しておく
清掃が行き届いた車両は、大切に使われていた印象を与え、査定評価にプラスになります。
外装だけでなく、キャビン内や荷台の清掃も忘れずに行いましょう。
5. 日頃のメンテナンスを欠かさず行う
オイル交換やタイヤの状態、クレーンの動作確認など、日々の整備記録がある車両は信頼性が高く評価されます。
すぐに売却しない場合でも、日頃から丁寧に扱っておくことが大切です。
年式が古くても売れる?セルフクレーンは買取価値あり!
中型セルフクレーンは、たとえ年式が古くても走行距離が多少長くても、装備や動作状態、見た目のコンディションによっては高額査定されることも珍しくありません。
特にユニック製のクレーンやロングジャッキ付き、人気車種であればなおさらです。
また、車検切れや不動車でも、パーツ取りや海外販売ルートを持っている業者なら対応可能な場合もあります。
中型セルフクレーンの売却は、専門知識のある買取店へ!
中型セルフクレーンは、幅広い業界でニーズが高いため、適正な査定を行ってくれる専門店に任せることが高価買取への近道です。
エブリィでは、日本国内での販売はもちろん、海外への輸出にも対応可能な販路を持っており、年間数千台以上の買取実績があります。
査定や見積もりは無料で対応しておりますので、売却をご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。
愛用してきたトラックの価値を、しっかりと見極めてくれるプロの目で評価させていただきます。
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