1. はじめに
日本から海外へ輸出される中古車の中でも、ホンダ車は燃費性能や走行の信頼性で高い評価を得ています。なかでも、2010年代に登場した ホンダ CR-Z は、世界的に珍しい「スポーツハイブリッドカー」として注目を集めました。
今回エブリィが輸出したのは、2010年式 ホンダ CR-Z（ZF1）。輸出先はカリブ海の美しい島国 セントルシア です。観光客が多く訪れるこの国では、個人利用だけでなくレンタカーや観光ビジネス用としてもユニークな車両が求められています。
本記事では、輸出車両の詳細、CR-Zがなぜセントルシアで人気なのか、現地のバイヤーの反応などを詳しくご紹介します。
2. 輸出車両の詳細情報
今回輸出した ホンダ CR-Z（ZF1） の基本仕様を以下の表にまとめました。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| メーカー | ホンダ（HONDA） |
| 車種 | CR-Z |
| 型式 | ZF1 |
| エンジン | 1.5L i-VTEC + IMA（ハイブリッドシステム） |
| トランスミッション | 6速マニュアル / CVT（仕様により異なる） |
| 駆動方式 | FF（前輪駆動） |
| 車体タイプ | 2ドア ハッチバッククーペ |
| 乗車定員 | 4名 |
| 燃費性能 | JC08モード 約22〜25km/L |
| 特徴 | 世界初の「スポーツハイブリッド」クーペ |
| 装備 | ECONモード、SPORTモード、エコアシスト機能、ABS、SRSエアバッグ |
| デザイン | 低重心で流線形の未来的なフォルム |
ZF1型はCR-Zの初代モデルにあたり、当時のハイブリッドカー市場に「走る楽しさ」という新たな選択肢をもたらしました。特に6速マニュアルを設定した点は、スポーティさを求めるユーザーに高く評価されています。
3. なぜこの車がセントルシアで人気なのか？（市場背景）
① 島国ならではの経済性への配慮
セントルシアは燃料価格が高騰しやすい島国であり、燃費の良い車は大きなメリットとなります。CR-Zは ハイブリッドシステムによる高効率な走行 を実現しており、日常の移動においても経済的です。
② 個性的でスタイリッシュな存在感
観光客が多く訪れる国では、レンタカーや観光送迎車も「特別感」が求められます。CR-Zは流線形のクーペデザインで存在感があり、観光客に喜ばれるユニークな車両 として選ばれています。
③ 趣味性と実用性の両立
CR-Zは2ドアクーペでありながら、後部座席とハッチバックの実用性を兼ね備えています。個人利用では「週末ドライブカー」として、ビジネス利用では「レンタカーの付加価値」として活用できるため、趣味性と実用性を両立できる点 が評価されています。
④ 日本車への圧倒的な信頼
カリブ海諸国では日本車のシェアが高く、整備や修理の知識も浸透しています。そのため、CR-Zのように特殊なシステムを搭載したモデルでも安心して導入できる土壌が整っています。「中古でも日本車なら安心」という信頼感 が大きな決め手となっています。
4. 現地のお客様の声
今回ホンダ CR-Zをご購入いただいたセントルシアのバイヤーからは、次のような声が届きました。
「ハイブリッドカーでありながら、ドライブを楽しめる点が素晴らしいです。セントルシアでは燃費の良さが重要ですが、CR-Zは経済性とスポーティさを兼ね備えているため非常に満足しています。日本からの輸送もスムーズで、安心して取引できました。」
また、観光関連のレンタカー業者からも次のような評価をいただきました。
「観光客が『珍しい車に乗れて楽しい』と喜んでくれます。日本から届いた状態も良く、そのままビジネスに活用できています。」
このように、CR-Zは単なる移動手段にとどまらず、現地の人々と観光客双方に付加価値を提供する車両 として歓迎されています。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
今回の事例、ホンダ CR-Z（ZF1）・2010年式をセントルシアへ輸出 したケースは、日本車が持つ多面的な魅力を象徴しています。燃費性能、スポーティなデザイン、そして信頼性。これらが組み合わさることで、セントルシアの市場においても独自の存在感を放っています。
エブリィでは、このようなユニークな車種からトラック・SUV・商用車まで、幅広い中古車を世界各国へ輸出しています。
スピーディな査定、安心の価格、確実な輸出手続き を強みとし、日本国内のオーナー様の大切な車を、必要としている海外のお客様へとお届けしています。
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