1. はじめに
日本の商用車は、世界中で高く評価されています。中でも、三菱の「キャンター」は、小型トラックの中で抜群の耐久性と経済性を兼ね備えており、多くの国で人気を集めています。
今回、エブリィでは、2001年式の「三菱 キャンター(KK-FE50EB)」をタンザニアへ輸出いたしました。タンザニアはアフリカ東部に位置し、農業や建設業など成長中の産業を多く抱える国です。物流ニーズの拡大に伴い、信頼性の高い中古商用車の需要も高まっています。
本記事では、このキャンターがなぜタンザニアで選ばれたのか、車両の特徴、市場背景、現地の反応までを詳しくご紹介します。
2. 輸出車両の詳細情報
項目 | 内容 |
---|---|
車名 | 三菱 キャンター |
型式 | KK-FE50EB |
エンジン型式 | 4M51(直列4気筒ディーゼル) |
総排気量 | 5,240cc |
駆動方式 | FR(後輪駆動) |
トランスミッション | 5速マニュアル |
燃料 | 軽油(ディーゼル) |
最大積載量 | 約2,000kg(グレードにより異なる) |
ボディ形状 | キャブオーバー型小型トラック |
定員 | 3名 |
全長×全幅×全高 | 約4,700mm × 1,695mm × 1,995mm |
最小回転半径 | 約4.9m |
KK-FE50EB型のキャンターは、クラスを超えた積載力と頑丈なボディ、整備性に優れた設計が魅力です。中型に近い性能を持ちながら、小型登録で運用できる点が、多くの事業者から支持を集めています。
3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)
1. 商業インフラを支える車両としての活躍
タンザニアでは、都市部だけでなく農村部への物資供給や資材運搬が不可欠です。そのため、頑丈で多用途に活用できる小型トラックが非常に重宝されています。キャンターはそのニーズに完璧にマッチしています。
2. 高い耐久性と部品供給の容易さ
三菱のディーゼルトラックは、エンジン耐久性や足回りの強さで知られており、未舗装道路や高温多湿な環境でも問題なく走行できる点が強みです。また、アフリカ諸国ではキャンターの流通台数が多いため、整備部品の入手も容易で、長期にわたる運用が可能です。
3. 燃費と維持費のバランス
4M51エンジンは低回転でもトルクを発揮しやすく、積載時の走行も安定しています。燃費はディーゼルエンジンの利点を活かし、経済的に運用できることから、小規模事業者や農家にも人気です。
4. 様々な用途に対応可能な設計
荷台のカスタマイズがしやすく、平ボディ・ダンプ・アルミバンなど、現地ニーズに合わせた改造が可能な点も評価されています。建築資材、青果物、家具など、運ぶものを選ばず対応できる汎用性は大きな強みです。
4. 現地のお客様の声
キャンターを購入されたタンザニアの建設業者様から、以下のような声をいただいております。
「道路が悪いエリアでも問題なく走るので、非常に信頼しています。以前もキャンターを使っていましたが、今回の輸入車両は状態が良く、すぐに現場で使用できました。」
また、エブリィの対応にもご満足いただいております。
「車両の写真や整備履歴が事前にしっかり確認できて安心でした。輸送手続きや通関についても、エブリィのスタッフが丁寧に案内してくれたのでスムーズでした。」
品質の良さとサポート体制の充実が、現地バイヤーの満足度につながっています。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
三菱 キャンター(KK-FE50EB)は、その耐久性・整備性・経済性から、アフリカ諸国において長年にわたり支持されてきた車両です。特にタンザニアでは、物流・建設・農業といった多岐にわたる分野で活用されており、今後も安定した需要が見込まれます。
エブリィでは、日本での役目を終えた商用トラックを、世界中の次なる使用者へと橋渡しすることで、車両の価値を最大限に活かしています。
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